YMCAでは大学生や専門学生を中心とした、
35歳までの若者のことをユースリーダーと呼んでいます。

さまざまなボランティア活動を通して、多くの人と関わり、社会参加をし、
将来よりよい社会を築いていくひとりになることを願い、
地域で活動するユースリーダーの育成を積極的に進めています。

その領域も野外活動、スポーツ、障がい児支援、国際協力、福祉活動と広がり、
対象理解や救急法などのトレーニングを修了したユースリーダーが、
日々自らの可能性に挑戦しています。

YMCAでは指導者の事を「先生」や「コーチ」ではなく「リーダー」と呼びます。

メンバーに何かを一方的に教えることだけが、リーダーの役割ではありません。リーダーはメンバーと同じ目線でありながら、よい見本となり、共に成長していきます。

「できた！」を自信に

幼児から中学生の子どもたちに対して、
水泳・体操・サッカー・ダンス・バスケットボールなどの指導を行います。

放課後から子どもたちの未来を創る

シフト制で保育に入り、子どもたちのケアをします。
主な活動は部屋遊び、公園遊び、季節イベントなどがあります。

誰もが「自分らしく」暮らせる社会へ

発達障がい支援に向けて公教育以外のオルタナティブ（もう一つの、別の選択）な学習や運動、
自立の場、そして子どもたちの「居場所」を提供しています。

自然が教えてくれる冒険教育

キャンプは夏、冬、春の長期休みに子どもたちを引率し、
海や川、登山など自然体験に基づいたキャンプを通じ、子どもたちの成長を促しています。

野外活動は毎月1回（日帰り、宿泊）の活動（自然体験、平和運動、アウトドアスポーツ）を通じ、
子どもたちの心身の成長ができる場としてプログラムを企画、運営していきます。

多様な文化と触れ合えます

語学のプログラムやイベントなどのサポート・運営を一緒に行います。
世界の出来事にも目を向け、募金活動なども行っています。

今の自分に何ができるか

世界120の国と地域に広がるYMCAは、差別や貧困のない平和な世界を目指しています。

・国際ボランティアin タイ
山岳民族の村でのホームステイ、農作業などのボランティア、
現地の子どもたちとの交流を通じてタイの文化や社会問題などを学ぶ地球市民育成プログラム。

・街頭募金
日本各地の震災復興支援や世界で経済的に困っている人々、
医療支援を必要としている人々のために街頭募金を積極的に行っております。

リーダー会って何だろう？

各YMCAには水泳・体操・サッカー・学童などのリーダーが集い、
「地域のために何ができるのか？」「よりリーダーたちの絆を深めるには？」
など、内外部の両方に向けて活動を企画しています。

なぜリーダー会を行っているのか

1844年にイギリスのロンドンで12人の青年が集まりYMCAが誕生し、
また横浜でも1884年に横浜海岸教会の5人の青年たちが
中心となって横浜YMCAが誕生しました。
YMCA誕生の根源はユースリーダーであり、
現在の諸活動もユースリーダーの力により支えられています。
そのユースリーダーたちがリーダー会を通じて地域の為に何ができるか？
また、地域と協力・連携してより地域との絆を深めていけるか、
YMCAを通しての青年運動を大切にしています。

YMCAでボランティア活動をするリーダーたちが集まり1つの共通テーマを基に、
プログラムや講演などを通じて、話し合い、お互いを高めあうことを目的としています。

YMCA東日本リーダーズフォーラム（9月前半に実施）
経験 1~2 年目のリーダーが集い、「今、ユース・ボランティア・リーダーに求められるもの」
を見つけることを目的とした研修会。

全国YMCAリーダー研修会（9月後半に実施）
日本全国にある各YMCAより選抜されたリーダーたちが一斉に集います。
同じ世代の違う地域のリーダーたちとふれ合い、将来の社会を担う私たち若者になにができるのか熱く考え、議論します。

横浜YMCAリーダー研修会（2月に実施）
横浜YMCAのリーダーが集まる研修会になります。
東日本リーダーズフォーラムや全国YMCA研修会に参加したリーダーが実行委員となって、
企画、運営していきます。