横浜YMCA育児休業制度

横浜YMCAでは全てのスタッフが自身の生活に合わせて育児休業を取得できる環境があります。今回は育児休業取得者に育児休業の体験談を伺いました。インタビューにご協力いただいた方は横浜YMCA英語学校ディレクター兼 YMCA Global Kindergarten 園長の大塚英彦さんです。

それでは大塚さんに話を伺っていきましょう
--育児休業はいつ頃、取得しましたか?期間はどのくらい取得しましたか?

大塚英彦(以下大塚):取得時期:2020年9月~(1か月間)の取得をしました。

--育児休業をどのように知りましたか?

大塚:父親も育休を取得できることは以前から知っていましたが、 自分に子どもができるまでは、正直関心を持っていませんでした。 子どもができたことを、色々な方に報告した時に、育休の取得を勧められました。

--YMCAの育児休業制度について簡単に説明をお願いいたします

大塚:子どもが一歳になる前まで、1日から育児休業を取得できます。制度は様々に細かく決められています。一歳になるまでという期間も、状況によっては延長などもできます。私も色々な方に聞きながら、資料をもらったりしました。

--育児休業を取るに当たって大変だったことはありますか?

大塚:実は、生まれる前に出産直後に1ヶ月育児休業の取得を考えていました。しかし、出産が急に早まることになり、見通しが立たず、一度断念しました。出産が早まったことが一つの要因ではありますが、 職場での相談や準備、何より自分の中で育児休業を取得することに迷いがあって、色んなことが間に合っていないことが大きな要因でした。

母親が産前産後休暇から育児休業に移ることとは違い、父親は子どもが生まれた後に任意の期間で育児休業を申請、取得できます。逆に言うと自分で期間を決めるということになります。多くの方に相談に乗っていただきましたが、自分で決めること、そして、引継ぎも含め、休業に入るために準備することは簡単なことではありませんでした。

--育児休業を取って良かったことは?

大塚:何より子どもの成長を身近で感じ、ともに過ごすことができたことです。休業中は、家事をすることや離乳食のことなどバタバタして、あまり感じませんでしたが、今振り返ると、子どもの成長は本当にあっという間で、その瞬間を共に過ごす事ができたことは本当に貴重だと感じています。大変なことをたくさん書いてしまいましたが、それと同じくらいともに子どもと一緒に成長をそばで見ながら過ごす事は、喜びもとても大きいです。

--育児休業を取って変わったことはありますか?

大塚:職場では、期間中はもちろんですが、皆さんのサポートに本当に助けていただいています。難しい日もありますが、なるべく時間通りに帰り、子どもとの時間を過ごしたり、家のことをやるようにしています。 家のことができない場合でも、早めにスケジュールを確定させるようにして、家族間でよくコミュニケーションをとる事が大切だと感じています。(中々できていないですが・・・) 話を聞いていましたが、育児は想像以上にハードワークで、 心も身体も負担がかかります。そのため、私も妻も一人の時間を大切にするようにしています。

--YMCAの他の職員に向けてメッセージをお願いいたします。

大塚:まずはじめに、職場のみなさんには本当に感謝してもしきれません。期間中はもちろん、子どもが生まれてから、シフトをはじめ多くのご協力をいただきました。本当にありがとうござました。前にも書いた通り、育児休業を取得するには準備や職場での相談が必要なことを今回、痛感しました。十分にできていた自信もありません。私自身、次回取得する際はもっと早く準備をしなければと感じています。

今までは、がむしゃらに一人でやってきたことも、家族が増えて、できないことも多くなりました。それでも周りの方に色々とお願いしながら、支えられていることを実感しています。職場の皆さんや、家族に支えられて歩んで来れていることに感謝をしています。子どもが生まれることは幸せがいっぱいなことです。ぜひ、そんな時間を大切にしてください。そして、支えていただける職場、家族など周りの方々に感謝の言葉も伝えて下さい。