YMCAキャンプ

1920年、六甲山麓で最初のキャンプが行われました。大阪YMCAが少年たちのために試みた、松林の中での2週間の簡易天幕生活キャンプで、これが日本における最初のキャンプとなります。この活動はまたたくまに全国に広がっていき、現在では年間を通じておよそ22,000人の子どもたちが全国各地でYMCAキャンプを体験しています
YMCAがこれまで大切にしてきたキャンプには、いつの時代においても可能性と喜びがあり、その経験を通じて多くの人が育ち、変えられてきました。
2020年、YMCAはキャンプ100年を迎えます。
キャンプ第2世紀に向けて、キャンプ体験の素晴らしさを伝え、その価値と願いを次の100年へ受け継いで行きます。

YMCA森のようちえん・森のがっこう

森のようちえん・がっこう

北欧発祥の幼児教育の一つで、国家戦略のひとつに「野外活動」が盛り込まれています。
子どもは森の中へはいると主体的にあそびます。普段歩きなれたアスファルトではない、木の根っこがむき出しになった地面を歩いては転倒します。それを独自のルールを創り、忍者のように飛びつきながら進んだり、足の裏で感じ取った不安定なフィールドを身体でバランスをとりながら歩いたり、このような創意工夫や身体性の能力(知性や体力)を主体性のもと自然と身につけるのです。

あそびが生活だった頃

今日「あそび」と「生活」は別々のものになりつつあります。
「子どもはあそびから学ぶ」。あそびには、身体的、精神的、知的等あらゆる能力を高めると言われています。 かつての子どもはそれを生活の一部として自然に身に着けていました。しかし、今のあそびは週末のレジャー施設などの様に、あそびが"レジャー化”されています。

森に帰ろう

人間は本来過酷な自然(森)の中で過ごしていました。自然の恵みは恩恵と畏怖を兼ね備え、中立なのです。
生物界では弱い人間がなぜ地球上で覇者となったのか?集団(社会)をつくり、思考できる力を持っていたからです。
1対1では勝てない相手に、集団(社会)を形成し、獲物を取り、危険な動植物に対抗するために知恵を振り絞ってきました。これがまさに“生きる力”の原点です。

自然は中立な存在

自然は私たちの恵みの源であり、そしてキャンプやアウトドアをとおして私たち人間にエネルギーあふれた活気を呼び覚まします。
一方で石川能登半島地震が起こり、県民の結束や全国のボランティアの支えにより、復興の一歩を踏み出そうとした矢先の豪雨災害。人間がいくら努力しても、祈っても自然は容赦しません。だからこそ“人間のよわさ”を理解し、そして仲間と結束しなければいけないのです。人間は自然の一部だということを忘れてはいけません。

自然と生活の分断

“助けてと言って、助けてくれる仲間”がいますか?
モノや情報にあふれ、一見困らない、不自由のない生活を営む私たちの生活。ではなぜ、“生きづらさを抱える人”がこれほどあふれているのでしょうか。理由は、本当の意味で仲間と呼べる人が身近にいないからです。すなわち幸せの指標がモノやカネではなく、“他者”とのつながりこそが人としての幸せだいうことを現代では感じづらい社会になっており、自然と生活が分断していることが原因のひとつとしてあげられます。

ユースリーダー ~We are always your side~

YMCAはユースと呼ばれる若者が180年前に創設した団体です。社会的には未熟である若者だからこそ、仲間とともに社会を変革しようとがむしゃらにアクションし、そしてYMCAで活躍するリーダーは子どもたちのあこがれの存在になるのです。彼らこそが未来を担う存在で、Youth Empowermentが必要なのです。
そして、常に子どもたちに寄り添うユースリーダーが森のようちえん・がっこうにいます。

New 2月活動『森あそび×キッズコーディネーション』体力向上キャンペーンコラボ企画

活動予定

日程

2025年2月16日(日)

時間

9:00~16:00
集合・解散:藤沢駅

対象

年少~小学3年

内容

仲間と一緒にアスレチック制覇や体操プログラムで実践する運動あそびを実施します。
また、たき火で遊んだり、すきなものを焼いてみよう!

参加費

在籍:3,300円
一般:4,400円

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〒251-0025 藤沢市鵠沼石上1-13-7
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