2023年2月16日
プレスリリース
報道機関各位

横浜YMCAピンクシャツデー講演会

『教育漫才』の田畑氏招き2/18(土) 開催

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横浜YMCA ピンクシャツデー講演会

新型コロナウイルス感染症によるさまざまな活動制限により、多くの子どもたちが知らないうちにストレスを感じているといわれています。また、いじめや不登校といった子どもたちを取り巻く環境にも変化が生じています。
温かい気持ちになる笑いを生み出す『教育漫才』の取り組みにより、子どもたちに「あたたかいコミュニケーションとは何か」を伝え続けてきた田畑栄一さんから、子どもたちが安心して過ごせる居場所を創り出すためにできることを学び共に考えます。

『教育漫才』の田畑栄一さん招いて共に考え

横浜YMCAでは、2月18日(土)午後3時から4時30分に、横浜中央YMCAならびにオンラインのハイブリッドにてピンクシャツデー講演会「笑いで育む温かい人間関係~いじめ・不登校への取り組み~」と題して、田畑栄一さん(埼玉県越谷市立新方小学校長)を講師に迎え行います。 田畑栄一さんは、早稲田大学卒業後、埼玉県の公立中学校教諭(国語)となり、養護学校教諭、中学校教諭、埼玉県教育局東部教育事務所の指導主事などを経て、2013年から小学校の校長となり、2015年度から教育漫才の実践に取り組んでいます。著書には、『教育漫才で、子どもたちが変わる―笑う学校には福来る』(協同出版)、『クラスが笑いに包まれる 小学校 教育漫才テクニック30』(東洋館出版社)などがあります。ピンクシャツデー講演会として、田畑さんから暖かい気持ちで人とのコミュニケーションのとり方を学び、いじめにつながらない人間関係の作り方を学びます。

ウィズコロナで子どもたちのストレス増加の報告も

2021年度の問題行動・不登校調査結果は、いじめ認知件数は、61万5351件(文部科学省)となり、前年度比9万8188件増で過去最多を記録しました。その要因はコロナ禍にあってもウィズコロナで児童生徒の接する機会が戻ってきたことや生活上の制限が続くことによる子どものストレス増加が件数を押し上げた要因であると考えられています。
ネットいじめの件数は、2014年度には7898件で、2016年度には1万件を超え1万779件、2020年度は1万8870件となり増加が続いています。

いじめを「自分事」として向き合うために

横浜YMCAでは、いじめのない世界を目指し、いじめを「自分事」として向き合い、傍観者をなくしていこうと横浜YMCAでは、2月に世界的ないじめをなくす運動としての「ピンクシャツデー」に賛同し全国のYMCAや地域とともに取り組んでいます。さらに、横浜YMCAでは、一昨年から2月最終水曜日のピンクシャツデーの取り組みを一過性のものにせずに、日常のこととしていじめや差別、偏見について自分事として捉えようと、毎月最終の水曜日にピンクのシャツや小物を身につけて取り組んでいます。今年も「ピンクシャツデー in Action!」をテーマに取り組み、一人ひとりが小さなアクションを行い、社会の変化を促すきっかけにしようと各自の願いとアクションをメッセージカードに書きSNSで発信します。

ピンクシャツデー

ピンクシャツデーは、ピンクのシャツを着た生徒が「ホモセクシュアルだ」とからかわれたことをきっかけに、いじめをなくそうと上級生たちがピンクのシャツを着て登校したという2007年にカナダで起きたエピソードに基づいています。全国のYMCAでは毎年2月の最終水曜日をピンクシャツデーとし、いじめについて考え、いじめで悩む人に寄り添う時としています。

【横浜YMCAピンクシャツデー講演会 開催要項】
笑いで育む温かい人間関係~いじめ・不登校への取り組み~

実施日 2023年2月18日(土) 午後3時~4時30分
会場 横浜中央YMCA ならびにオンライン(Zoom)
   
 
講師 田畑栄一さん
埼玉県越谷市立新方小学校長
 
参加費 無料
申込み 2月17日(金)午後5時までにお申込みください。
https://bit.ly/3ksr1iD
お申込みいただいた方にZoomの招待メールをお送りします。

この件に関するお問い合わせ・取材のご依頼は

横浜YMCA ピンクシャツデー委員会        柳原 Tel 045-662-3721
横浜YMCA 広報                 池田 Tel 045-662-3721までお願いいたします。