2022年7月5日
プレスリリース
報道機関各位

横浜YMCAウクライナワークショップ

~パシフィコ横浜の交流拠点「ドゥルーズィ」にて~
ウクライナ人・大学生による「モタンカ人形づくり」
7/9(土) 横浜市国際交流協会とともに

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ウクライナワークショップ モタンカ人形づくり

横浜YMCAでは、ウクライナの支援活動に継続して取り組んでいます。7月9日には、横浜市「オール横浜支援パッケージ」の一つとしてパシフィコ横浜5階に開設しているウクライナ人の交流拠点である「ドゥルーズィ」(ウクライナ・カフェ)にて、「ウクライナワークショップ」を開催します。

このワークショップは、ウクライナから避難している大学生自身が企画し、ウクライナの伝統的なお守り人形「モタンカ人形」を作ります。針を使わず、布に糸を巻き付けて作る「モタンカ人形」の作り方は、ウクライナの小学校で習う時間もあるそうです。人形の材料は、母親や祖母の着ていた民族衣装のはぎれで作るなど親から子に大切に受け継がれていきます。

今回のワークショップ「モタンカ人形」づくりでは、参加者が人形づくりを通して故郷であるウクライナに思いを馳せるとともに、まだウクライナの地を離れずにいる人の無事を祈り、参加者一人ひとりの心の癒しにつながることを願い開催します。

ウクライナの人びとの安心した暮らしをサポート

横浜YMCAでは、ウクライナの人びとがコミュニティーで安心して暮らしていけるよう、地域の方々とのかけはしとなるような支援を目指しています。

ウクライナでは、子どもたちは学校に通い、習い事などをするというそれぞれの日常がありましたが、突然、その日常は奪われました。横浜YMCAでは子ども・ユースが、避難することがなければ続けることができた学びや体験の機会を提供していきます。横浜YMCAでは、横浜市と連携して取り組む「オール横浜支援パッケージ」により、避難しているウクライナの人びとと面談し、今の生活や今後の希望についてヒアリングを行っています。避難生活により緊張状態にあり、将来への不安を抱えている中でも、日本での安定した生活を希望しています。横浜YMCAでは、社会福祉法人賛育会からの出向スタッフと、自分自身も避難し、現在横浜YMCA学院専門学校で日本語を学ぶウクライナ人のユース(当ワークショップ講師)と協力し、母国語で思いを話せる環境を作り、支援につなげています。

今回の企画は、連日報道されるウクライナの映像のように軍事侵攻による悲惨な側面だけでなく、美しいウクライナの景色や文化を知ってもらいたい、ということから企画がはじまりました。この人形作りとウクライナ紹介のワークショップは、学童クラブ等の子どもたちにも実施しています。

ワークショップ後は、夏野菜を参加者にプレゼント

ワークショップに参加後には、生活協同組合ナチュラルコープヨコハマから提供の夏野菜を参加者にプレゼントします。生活協同組合ナチュラルコープヨコハマでは日本の夏野菜を通して、ウクライナの人びとを支援していきたいという趣旨で、今回、横浜YMCAのワークショップに協働しています。

横浜YMCAウクライナワークショップ
~パシフィコ横浜の交流拠点「ドゥルーズィ」にて~
ウクライナ人・大学生による「モタンカ人形づくり」
開催要項

実施日 2022年7月9日(土) 午前10時30分~正午
会場 パシフィコ横浜 横浜国際協力センター5階
ウクライナ・カフェ「ドゥルーズィ」
スケジュール あいさつ・講師自己紹介10分
モタンカ人形作り   60分
交流         20分
※スケジュールは子どもたちの状況により多少前後します。

この件のお問い合わせ、取材のご依頼は、

横浜YMCA  開発 ウクライナ支援担当 石川 Tel 045-662-3721
横浜YMCA 広報 池田 Tel 045-662-3721