2022年1月31日
プレスリリース
報道機関各位

いじめのない 社会を目指して

2月 ピンクシャツデー 月間

2/23(水) トークイベント開催 オンラインにて

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いじめのない 社会を目指して 2月 ピンクシャツデー 月間

昨年全国の学校が認知したいじめは、2020年度に前年度から9万5333件減少の51万7163件(文部科学省)で2014年以降認知件数は増加が続いていたが大幅に減少しました。

文部科学省によるといじめの減少の要因は、新型コロナウイルス感染症の影響により、生活環境が変化し子どもの物理的な距離が広がったことや、日常の授業におけるグループ活動や学校行事、部活動などの活動が制限され、子どもたちが直接対面してやり取りをする機会が減少したこと、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による偏見や差別が起きないよう学校において正しい知識や理解を促したこと、これまで以上に児童生徒に目を配り指導・支援したことなどによるとしています。生活環境や行動様式が大きく変化したことにより、発見できていないいじめがある可能性も考慮し、引き続きいじめの早期発見、積極的な認知、早期対応に取り組むことが重要であるとしています。

そのような中、引き続き、いじめのない世界を目指し、いじめを「自分事」として向き合い傍観者をなくしていこうと横浜YMCAでは、今年も2月に世界的ないじめをなくす運動としての「ピンクシャツデー」運動に賛同し、全国のYMCAや地域とともに取り組みます。

毎月最終水曜日に、横浜YMCA「ピンクシャツデー」実施

横浜YMCAでは、いじめや差別、偏見のない社会を創るために、昨年8月からピンクシャツデーの取り組みを2月最終水曜日だけでなく、毎月の最終水曜日に行うこととしています。毎月の最終水曜日に、ピンクのシャツや小物を身につけて、1年間を通していじめや差別、偏見について考え、取り組むことで、自分事として捉えようと取り組んでいます。

トークイベント「ピンクシャツデーってなぁに~」開催

2月23日(水・休)午前10時から11時30分には、オンラインで「ピンクシャツデーってなぁに?~いじめのない社会をめざして」をテーマにトークイベントを開催します。スピーカーは、いじめや差別の体験のある二人の若者と、子どもたちや保護者、教員に寄り添うスクールカウンセラーを招いて、実際の声を聞き、いじめを自分事として捉え、向き合い、考える時としていきます。

ピンクシャツデー2022 in神奈川の取り組みも

神奈川県や横浜市、県内の企業や団体が組織するピンクシャツデー2022神奈川推進委員会「ピンクシャツデー2022 in神奈川」(特別推進委員 横浜YMCA佐竹博総主事、同委員会副代表推進委員 山添訓横浜YMCA本部事務局長)に、横浜YMCAも連帯し、2月23日(水・休)午後1時から6時に新都市プラザ(横浜駅東口地下2階そごう入口前)にて行われる「いじめストップ!」ワールドアクションでは、いじめの現状などに関する資料を展示します。また、以下のように神奈川県内の施設がピンク色にライトアップされる予定となっています。(変更する場合があります。現在調整中の施設もあり協力施設は増える予定となっています。時間記載ないものは調整中)。

〇関内、桜木町、みなとみらい地区
横浜市新市庁舎    2月21日(月)~27日(日) 17時~22時まで
横浜税関       2月21日(月)~28日(月) 
コスモワールド(みなとみらい 大観覧車) 2月21日~27日
〇片瀬・江の島地区
江の島シーキャンドル  2月23日(水・休)  

【ピンクシャツデーとは】

2007年にカナダでピンクのシャツを着て登校し、いじめられた少年のために先輩二人がピンクのシャツを着ようと呼びかけ、賛同した多くの生徒がピンクのシャツや小物を身につけ登校し、いじめは自然となくなったそうです。以降、その出来事があった2月の最終水曜日を「ピンクシャツデー」とし、いじめについて考え、いじめられている人と連帯する思いを表す日としています。

取材のご依頼・お問い合わせは

横浜YMCAピンクシャツデー委員会      担当:柳原 
横浜YMCA 広報              担当:池田 
    Tel 045-662-3721  ikeda_naoko@yokohamaymca.org へお願いいたします。