2022年8月5日
プレスリリース
報道機関各位

ウクライナ オデーサ市からの少年少女 受け入れ

~横浜市との姉妹交流 柔道クラブの12人~
日中の活動を横浜YMCAが支援

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ウクライナ オデーサ市からの少年少女 受け入れ

横浜市では7月18日から、姉妹都市ウクライナのオデーサ市において国外への避難が難しい環境にある子どもたち12人(小学生から高校生)と引率2人が一時避難として来日しました。8月下旬までの期間、横浜市、横浜市柔道協会、独立行政法人国際協力機構(JICA)横浜センター、日本財団、公益財団法人横浜YMCA等が協力し、横浜市での生活を支援しています。

横浜YMCAでは、柔道などの練習以外の日中活動の支援を含めた全体のコーディネートに協力しています。日本に入国後の自宅等待機期間は、横浜YMCAの英語学校の講師が日替わりにて、毎朝オンラインプログラムを実施し、日本の文化や遊び、テレビや音楽の紹介や、折り紙で手裏剣の作成などを行いました。
待機期間中は自由に外出ができないため、食事は部屋に運ばれましたが、育ち盛りの青少年たちが、おなかいっぱいになるようにと、公益社団法人フードバンクかながわよりカップラーメンや菓子などの差し入れが届きました。今後は、待機期間中を終えた一行の日中の活動の支援は、横浜YMCAが行います。横浜YMCAの専門学校における日本語ミニレッスンやアフタースクール(学童クラブ)との富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジでのキャンプ、三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジにおけるデイキャンプなどが予定されています。

ウクライナの人びとの安心した暮らしをサポート

横浜YMCAでは、ウクライナの人びとがコミュニティーで安心して暮らしていけるよう、地域の方々とのかけはしとなるような支援を目指しています。

ウクライナでは、子どもたちは学校に通い、習い事などをするというそれぞれの日常がありましたが、その日常は、突然奪われました。横浜YMCAでは子ども・ユースが避難することがなければ続けることができた学びや体験の機会を提供していきます。柔道は横浜市柔道協会がサポートしています。

ウクライナ・オデーサ市 柔道クラブ
~横浜YMCAにおける活動支援プログラム~
スケジュール(概要)

【スケジュール】

7月28日(木)午後4時-4時30分 横浜市長表敬
7月29日(金)午後3時- 富士山YMCAキャンプ説明
8月1日(月)-8月3日(水) 富士山YMCAキャンプ
8月8日(月) 横浜市内フィールドトリップ
8月9日(火) プロ野球観戦(横浜スタジアム)
8月11日(木) 鎌倉市内フィールドトリップ(鎌倉観光予定)
8月15日(月) YMCAのユース(中・高校生・大学生)との交流
(湘南とつかYMCA)
8月18日(木) 横浜市内在住のウクライナの人びとと交流
(ウクライナカフェ)
8月22日(月) デイキャンプ(三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ)
8月25日(木) フェアウェル
8月下旬 帰国

※スケジュールは予定となります。

この件のお問い合わせ、取材のご依頼は、

横浜YMCA  開発 ウクライナ支援担当 石川 Tel 045-662-3721
横浜YMCA 広報 池田 Tel 045-662-3721