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【プレスリリース】コロナ禍、YMCAで学ぶ留学生への支援 「生理の貧困」 コストコから生理用品の寄附届く
2021年5月10日
プレスリリース
報道機関各位
コロナ禍、YMCAで学ぶ留学生への支援
「生理の貧困」
コストコから生理用品の寄附届く
新型コロナウイルス感染症パンデミックの長期化に伴い、途上国だけでなくイギリスやアメリカでは、女性たちの経済的困窮も深刻化していることが報告され、アメリカでは、5人に1人が生理用品の購入が困難であるともいわれています。日本においても新型コロナウイルスの影響による失業や、収入の減少などの経済的な困窮により、生理用品の購入が難しくなっている女性たちの「生理の貧困」が話題にのぼるようになってきました。
そのような中、日本YMCA同盟(東京都新宿区)がコストコと協働し生理用品6000パックの寄附があり、全国のYMCAにて配布することになりました。
横浜YMCAではこれを受けて、県内4カ所にある専門学校で学ぶ女子学生に向けて配布することになりました。このうち、横浜YMCA学院専門学校(横浜市中区)/横浜中央YMCA内)では、主任教員から学生たちへ手渡されることになりました。
▼日本では学生の2割が生理用品を買うのに苦労している
NHK にて紹介された「生理の貧困」調査”生理用品買うのに苦労”によると日本の学生の約2割が生理用品を買うのに苦労している(高校生以上の学生を対象にSNSで行われたアンケート結果)ことが報告されました。生徒は、学校を欠席したり、早退や遅刻することにつながることや、アルバイトなどを休む、就職活動を諦める、誰にも相談できないなどといったことにつながっていることが多くあることが分かりました。
▼コストコとYMCAが協働 生理用品の無料配布へ
「生理の貧困」の課題に国際NGOなどが取り組んでいますが、この度、YMCAとコストコが協働し、生理用品の無料配布 (ロリエスリムガード 特に多い昼用25cm羽根つき19個入×4パック ×6000パック=456,000個)の寄附があり、日本YMCA同盟を通じて全国のYMCAに必要数を配布し、それぞれ必要とする女子学生などに配布することとなりました。
▼横浜YMCAでは、県内YMCA専門学校で学ぶ女子学生へ配布
横浜YMCAでは、日本YMCA同盟に寄附されたうち、5700個(19個入り×4パック×75パック= 5700個)が、県内4カ所にある専門学校(横浜YMCA学院専門学校・横浜YMCAスポーツ専門学校、YMCA健康福祉専門学校、YMCA国際ビジネス専門学校)にて学ぶ女子学生に向けて配布することになりました。
このうち、横浜YMCA学院専門学校(横浜市中区)/横浜中央YMCA内)では、コロナ禍により、密になることを避けて、学生を少人数に分けて、主任教員から学生たちへ手渡されることになりました。(学生一人あたり19個入り1パックを配布します)
【配布予定(一部)】
5/11(火)12:10~(約10分) 会 場 7階703教室(日本語学科17名)
配布者 入江香寿美 (主任教員)
5/12(水)12:10~(約10分) 会 場 7階703教室(日本語学科17名)
配布者:入江香寿美 (主任教員)
【ご参考】
国際NGOプラン・インターナショナル(東京都世田谷区)は、「日本のユース女性の生理をめぐる意識調査」のレポートを発表しています。調査結果からは、「生理の貧困」という経済的困窮だけでなく、生理にまつわるスティグマ(恥とみなされること)などのネガティブな感情が、ユース女性の機会損失につながる可能性があることが明らかになっています。
「日本のユース女性の生理をめぐる意識調査」https://www.plan-international.jp/activity/pdf/0413_Plan_International_Ver.03_01.pdf
この件のお問い合わせ、取材のご依頼は
YMCA国際ビジネス専門学校
立花明美 Tel 044-932-2015
横浜YMCA 広報
池田直子 Tel 045-662-3721 へお願いいたします。