2021年2月1日
プレスリリース
報道機関各位

ピンクシャツデー オンライン講演会
いじめをなくすために
互いの違いを受け止めあえる社会を目指して

 

PDF資料は以下よりダウンロードください
報道資料 ピンクシャツデー オンライン講演会

 

昨年10月に全国の学校が認知したいじめは前年度から6万8563件増加の61万2496件(文部科学省)で過去最多を更新しました。小学校では、5年前と比べて約4倍に増えました。心身に大きな被害を受けたり、長期の欠席を余儀なくされるなどの重大事態もこれまでで最も多い723件となりました。
そういった中、いじめのない世界を目指し、いじめを「自分ごと」として向き合い、傍観者をなくしていこうと横浜YMCAでは、引き続き、2月に世界的ないじめ反対運動「ピンクシャツデー」に賛同し、全国のYMCAやYMCAにつながる方たち、地域の方たちとともに取り組みます。
横浜YMCAでは、全国各地に250カ所以上の拠点をもつYMCAとともに、2月の最終水曜日である24日の「ピンクシャツデー」に向けて、子どもから高齢者までいじめをなくそうとアクションします。

▼いじめを自分ごとに考えるオンライン講演会

横浜YMCAでは、2月をピンクシャツデー月間とし、2月6日(土)午後1時から3時に、オンライン講演会「いじめをなくすために~互いの違いを受け止めあえる社会を目指して」をテーマに、すへての子どもが、ありのままの自分で大人になることができる社会を目指す認定NPO法人ReBitによる講演会を行います。いじめを自分事にし、いじめや差別、偏見について共に考える機会とします。(詳細はp2実施要項をご参照ください)

▼みんなで差別や偏見についてのメッセージ

横浜YMCAでは2月1日から28日にピンクのシャツや小物を身につけていじめやコロナウイルスによる差別や偏見についてのメッセージを共通のメッセージボードに記入した写真や動画を撮影し、横浜YMCAホームページや各YMCAの館内に掲示し、多くの人とともに考え取り組む機会とします。

【ピンクシャツデーとは】

2007年にカナダでピンクのシャツを着て登校し、いじめられた少年のために先輩二人がピンクのシャツを着ようと呼びかけ、賛同した多くの生徒がピンクのシャツや小物を身につけ登校し、いじめは自然となくなったそうです。以降、その出来事があった2月の最終水曜日を「ピンクシャツデー」とし、いじめについて考え、いじめられている人と連帯する思いを表す日としています。

ピンクシャツデー オンライン講演会 実施要項

日 程
2021年2月6日(土)午後1時~3時

講演会
「いじめをなくすために~互いの違いを受け止めあえる社会を目指して」

内 容
周りとの違いで悩む子どもたちの中には、からかいやいじめの対象となることがあり、だれにも打ち明けられずに一人で悩みを抱え込んでいることがあります。LGBTの課題を切り口に、障がいや、国籍や、いろんな違いを受け入れられる社会を目指して、子どもたちには「ありのままのあなたでいいんだよ」というメッセージを、大人たちには子どもたちのよき理解者として寄り添うことの大切さを、ReBitメンバーとともに考えていきます。

協 力
認定NPO法人ReBit
【団体紹介】認定NPO法人ReBit(リビット)は、LGBTを含めた違いに悩む全ての子どもが、ありのままの自分で大人になれる社会を目指し活動する認定NPO法人です。団体名には「少しずつ(Bit)」を「何度でも(Re)」繰り返すことにより社会が前進してほしい、という願いが込められています。

参加費
無料

申込み
2月5日(金)午後5時までに参加申込フォームからお申し込みください。お申込みいただいた方にZoom招待メールをお送りいたします。

 

この件の問い合わせ、取材のご依頼は

横浜YMCAピンクシャツデー委員会
担当:柳原 Tel 045-662-3721

横浜YMCA 広報
担当:池田 Tel045-662-3721 へお願いいたします。