2020年11月24日
プレスリリース
報道機関各位

小学生が2030年まで取り組むSDGs
こども交流会@オンラインで発表

 

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報道資料 小学生が2030年までに取り組むSDGs

 

横浜YMCAのアフタースクール事業では、神奈川県内7カ所の学童クラブの運営と横浜市内8カ所の小学校放課後キッズクラブ、私立学校のアフタースクール(セカンドスクール)の運営を受託しています。子どもたちが自分事として、考え、仲間同士で相談し2030年まで継続的に取り組むSDGsの持続可能な開発目標を選び、具体的な行動につなげるため企画を11月27日(金)午後4時から5時まで、横浜YMCAアフタースクールの児童が取り組む「横浜YMCAこども交流会@オンライン」(以下YMCAこども交流会)を(Zoom)で開催します。SDGsのテーマのうち、『3 すべての人に健康と福祉を』『4 質の高い教育をみんなに』『12 つくる責任つかう責任』『16 平和と公正をすべての人に』の中から選択し、体を動かすことの楽しさを伝えるライブ配信や平和をテーマにした朗読の発表などが予定されています。

▼「子どもたち」が主語になるSDGsの取り組みを目指す

2030年度に向けて、学童期の子どもたちが家庭や学校、各クラブで、地球にやさしい生活の視点や意見を持って行動できる人になること、自分の住んでいる地域や、学校といった地域社会から世界に目を向けることで、多様性や人権などについても寛容な心を持てること目指しています。YMCAの特徴を活かしたアフタースクールにいる子どもたちには、「子どもたち」が主語になる子どもたち自身の主体的な活動を支える取り組みを継続して取り組みます。

最後に、参加者によるSDGs(持続可能な開発目標)を行動に移すための「フォーラム宣言」を行います。

▼コロナ禍、正しい手洗い、うがい、マスクの付け方をクイズで案内

横浜中央YMCAアフタースクールでは、『3 すべての人に健康と福祉を』をテーマに、コロナ禍にあって、正しい手洗い、うがい、マスクの付け方について子どもたちがクイズ形式で、動画を発信します。また、新型コロナウイルス感染予防のため、家で過ごす時間が多くなり、子どもたちの運動不足の課題があがっています。そこで、からだを動かす楽しさを伝えるダンスを一緒に行おうと呼びかけます。感染拡大の報道がある中、子どもたち自身が自分たちの健康維持、また、同じクラブ、他のクラブの子どもたちの健康を配慮して取り組みます。

▼「もったいない」の心からエコクラフトへの取り組み

西が岡小学校キッズクラブ(横浜市泉区/横浜市から横浜YMCAに運営委託)では、クラブ内で子どもたちがぬり絵や折り紙などで紙を使用しています。その中で、ぬり絵において色をうまくぬれなかったから、また、折り紙では折り方を失敗したからといったケースにて紙をすぐに捨ててしまうケースが見られました。子どもたちは、この点を「もったいない」という気持ちから、3R=Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)を意識してリサイクルの視点からエコクラフトを広めたいと考え、今回は、エコクラフト(家にある材料でできるクラフト)の作り方や、地球にやさしい(家庭にあるものでできる)工作の取り組みを行っていくことになりました。2030年まで継続した取り組みとなるよう、この交流会が終わった後には、材料自体もエコ製品や中古品であることが望ましいとされるエコクラストプログラムの継続・社会や地球環境の存続について(SDGsのテーマ)の視点をもったプログラム提供(フードドライブなど)について、学び、伝え、共に考える経験・機会を持つ予定となっています。

▼形を変えてゴミを減らそう! 「クリスマス用 ステンドグラス風」を作成

厚木YMCA学童(厚木市)クラブでは、日ごろから子どもたちがアイロンビーズなどを使ったアクセサリーやクラフト作りに関心が集まっています。そこで、今回は、ペットボトルを使い「リサイクルクラフト」として、クリスマス用「ステンドグラス風」を子どもたちが作ります。

昨年もSDGsの意味や取り組みを行っていた子どもたちからは、日常的に、ゴミを減らそうと、材料や捨てるものが形を変えて生まれ変わることに興味を示していました。厚木クラブで設定した「形を変えてゴミを減らそう」というテーマは、継続して取り組みやすいため、また、初めてSDGsの取り組みに参加する子どもでも分かりやすいため、このテーマで取り組むこととなりました。地球から与えられた資源を大切にして、有効活用していこうという子どもたちの想いが動画にて発信します。

▼「平和と公正をすべての人に」夏の平和の取り組みをさらに深めて

東戸塚小学校キッズクラブでは、子どもたちが夏の平和週間に、平和を願って千羽鶴を折る取り組みを行いました。11月は、全国のYMCAやYWCAで平和月間としていますが、子どもたちが話し合い、SDGs『16 平和と公正をすべての人に』をテーマとして、横浜YMCAで取り組んでいる平和のハトに、平和につながる取り組みとして自分には何ができるかについて、平和とはどんなことを大切にしていきたいとかなどのメッセージを記入して平和の木(ピースツリー)を作ります。また、交流会後には、平和への取り組みを継続し、平和についての活動報告をキッズクラブの掲示やHPを利用して発信し続けていくほか、子どもたちが平和について考える機会や学ぶ機会を設け、平和と公正な社会を担う気持ちを育んでいきます。

子どもたちの中には、世界の子どもたちと共に考えていきたいという思いもあり、継続した取り組みの中で検討していきます。

▼子どもたちが共に将来に向けてSDGsを考え、取り組む

横浜YMCAが運営する神奈川県内、横浜市内の学童クラブ・キッズクラブがオンラインで行う「横浜YMCAこども交流会@オンライン」は、2019年度のこどもまつりには280人が参加しました。今年はコロナ禍にあったこれまでとは異なる開催となりますが、子どもたち自身が、将来に向けて、持続可能な地域や社会を創る担い手としての想いを発揮する場となります。

横浜YMCAアフタースクール合同こどもまつり
開催概要

日  程
2020年11月27日(土)午後4時~5時
会  場
各クラブにおいてオンライン会場(Zoom)
主  催
横浜YMCAアフタースクール事業

運  営
アフタースクール全体イベントタスクチーム(YMCAこども交流会運営)

参加クラブ

横浜中央YMCA放課後児童クラブ YMCAとつか学童クラブ YMCA東とつか学童クラブ
YMCA東かながわ放課後児童クラブ 金沢八景YMCA学童クラブ YMCA山手台学童クラブ
あゆの学校(厚木YMCA) 横浜英和小学校アフタースクール 聖ヨゼフ小学校アフタース
クール 横須賀学院小学校セカンドスクール 石川小学校放課後キッズクラブ 本牧南小学
校放課後キッズクラブ 上飯田小学校放課後キッズクラブ 矢部小学校放課後キッズクラブ
西が岡小学校放課後キッズクラブ 東戸塚小学校放課後キッズクラブ 菊名小学校放課後キ
ッズクラブ 生麦小学校放課後キッズクラブ

この件の問い合わせ、取材のご依頼は

アフタースクール全体イベントタスクチーム(YMCAこどもまつり運営)
担当:三宅・高橋 Tel 045-814-1565
Tel 045-307-7556(当日)

横浜YMCA 広報
担当:池田 Tel045-662-3721 へお願いいたします。