2020年1月27日
プレスリリース
報道機関各位

いじめのない世界をめざそう
ピンクシャツデー月間 キックオフ

講演会「みんなちがってみんないい!」2/1(土)

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報道資料 講演会「みんなちがってみんないい!」2/1(土)

昨年10月に発表された文部科学省の「問題行動調査」では、いじめの認知件数が、小・中・高校・特別支援学校合わせて前年度比12万9,555件増の54万3,933件で過去最多を更新したことが報告されています。そのうち小学校が8割近くを占めています。

そのような中で、2月の第4水曜日を「ピンクシャツデー」として、いじめをなくす運動に取り組む企業や団体が増えています。

横浜YMCAでは、全国各地に250カ所以上の拠点をもつYMCAとともに、2月の最終水曜日である26日の「ピンクシャツデー」に向けて、子どもから大人まで2万人以上が、いじめをなくそうとアクションを起します。

横浜YMCAでは、2月をピンクシャツデー月間として、2月1日(土)に、キックオフイベントとして講演会「みんなちがって みんないい!」を開催します。障がいや多様な背景のある方が、自らこれまでに困ったことや大変だったこと、分かってもらえてうれしかったことなどについて語り、いじめを自分事にするために、どうしたらいじめや差別、偏見をなくすことができるかなどについて共に考えていきます。

当事者の言葉から差別や偏見、いじめを自分事として考える

2月1日(土)午後2時から4時に、横浜中央YMCAにおいて、「ピンクシャツデー2020講演会 みんなちがってみんないい!」を開催します。

講演会では、発達障がいの方に寄り添う方、在日朝鮮人として朝鮮人学校に通う学生、LGBTQとして性別にとらわれずに生きる方、外国につながる子どもの多い保育園の保育士などが、みんなと「ちがう」ことで、自分が困ったことや「ちがう」ということを理解してもらえたことなどについて話します。

ピンクの付箋に思いを記入し、ピンクのTシャツをつくる

いじめのない世界をどのようにつくっていくか、子どもから大人まで、横浜YMCAを訪れている、それぞれが、設置されたピンクの付箋(用紙)に、いじめの無い世界をくくるための思いを記入しています。その付箋で大きなピンクのシャツを完成させていきます。

一人ひとりが、それぞれの立場で、日ごろから人と接するにあたり大切にしたいこと、思いやりの気持ちを持つこと、お互いに声をかけ合うことの大切さなどといった、いじめをなくすために、自分事として捉えて考えたメッセージが貼付されていきます。

 

【ピンクシャツデーとは】

2007年にカナダでピンクのポロシャツを着て登校し、いじめられた少年のために先輩2人がピンクのシャツを着ようと呼びかけ、賛同した多くの生徒がピンクのシャツや小物を身につけ登校し、いじめは自然となくなったそうです。以降、その出来事があった2月の最終水曜日を「ピンクシャツデー」とし、いじめについて考え、いじめられている人と連帯する思いを表す日としています。

ピンクシャツデー月間 キックオフ講演会「みんなちがってみんないい!」実施要項

日程:2020年2月1日(土)午後2時~4時

会場:横浜中央YMCA 9階 〒231-0014  横浜市中区常盤町1-7

定員:100人

参加費:500円 (当日受付にて)

主催:公益財団法人 横浜YMCA

主管:横浜北YMCA

登壇者:発達障がいの方に寄り添う方、在日朝鮮人として朝鮮人学校に通う学生、LGBTQとして性別にとらわれずに生きる方、外国につながる 子どもの多い保育園の保育士などが登壇し体験を語ります。

この件についての問い合わせは

横浜北YMCA 山中 Tel 045-433-4321
横浜YMCA広報 担当 池田 Tel 045-662-3721 へお願いいたします。