人生における気づきをもらった YMCAのボランティア活動

横浜YMCA賛助会幹事会社議長
関田 充央

私の所属する会社がYMCA賛助会の会長会社であったこともあり、20数年前から「インターナショナル・チャリティーラン」「児童養護施設交流イベント」などYMCA賛助会の活動に多くの若手社員が参加させていただいており、当時、私もその一人として参加しました。YMCAでの活動を通じて、参加した社員がボランティアの実体験をし、その難しさややりがい、達成感のようなものを肌で感じるという貴重な経験をさせていただいたと思っています。

こうした中、私自身として3年前にYMCAの賛助会幹事会メンバーになり、昨年から賛助会幹事会の議長を務めております。本年度も賛助会の活動として、「就職のための模擬面接講座」「チャリティーランのための異業種交流会」「インターナショナル・チャリティーラン」「聖母愛児園ふれあいイベント」を実施しました。12月には「お金の教室」を開催する予定です。

私自身、YMCA賛助会での活動は、会社の業務・役割の一環として関わっていますが、実際のところ、業務とは別の楽しみややりがいを感じて活動に携わっている感覚があります。それは活動自体に、より個人的で本質的な意義を感じているからかもしれません。他の賛助会会社の方々との交流も含めて、毎回、新鮮な発見や気づき、自身へのフィードバックをもらっています。ボランティアということに関しては、これまで自分もある程度、理解しているつもりでしたが、実際にYMCAの活動を通じて体験してみて、知らないことがたくさんあったのだな、と認識を改めました。例えば、こちらが援助をしたいと思う相手には、それぞれの人生の流れの中で培った個性や想いがあり、それを理解せずに、ただこちらの勝手な思い込みで行おうとすると、独りよがりの自己満足で終わってしまうということです。相手の立場に立って相手をありのまま受け入れることが、ボランティアに限らず、人生全般において大切なことであるとの気づきをもらいました。

YMCAが関わる青少年の皆さんにも、「相手の個性と多様性を認め、受け入れること」「他者に生かされてことに感謝すること」が自己の成長、ひいては豊かな社会の創造につながる、ということを伝えていただけることを期待しています。

(掲載:月刊YMCA News 2025年12月)