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水泳指導からトイレボランティア YMCAは私のハッピースポット
横浜中央YMCAリーダー
(うららリーダー)
浦川 多鶴子さん
私とYMCAとの良きつながりは、趣味で始めた水泳です。泳ぐことが楽しく、続けている中で、夫からの「プロを目指せば!」という一言により30歳半ばで日本水泳連盟の水泳指導員の資格を取得しました。あるスイミングスクールで60歳までコーチとして勤め、そろそろゆっくりしようと思い退職しました。
中区でプールも大きく、安全、安心、信頼の出来る横浜中央YMCAに孫3人が世話になっていましたのでレッスンを見る機会がありました。そこで、やはり指導は、素敵で楽しいと再認識し、今度はリーダーとして75歳まで横浜中央YMCAで水泳指導に関わることが出来ました。そしてスイミングクラス中に子どもたちがトイレに行く時の付き添いを行うボランティアのお誘いがあり、2021年4月から始めました。きちんと教育されたステキなリーダーたちや、かわいらしい幼児と接することが出来るプールサイドは、やさしく、緊張感のある、また自分をゆっくり見つめることの出来る大切な場所となっています。ボランティア活動を続けるには、多少の自己管理等のささやかな努力と自分を客観的に見る必要性も感じています。そして、私にとって大切な時間で、勝手に若返ったような勘違いをしている今日この頃です。振り返ると、学生から主婦へと独身時代に、社会に出た経験がなかった私は月並みですが、水泳を通して、忍耐・努力・協調性が身に付いたようです。YMCAリーダー時代は、親しみを込めたジョークがセクハラになること、熱心すぎる指導はパワハラになること、ボディータッチは極力少なくすることなどを勉強しました。現在は若いリーダーたちの礼儀正しく誠実な姿勢を少しでも見習えたらと心掛け、多くの小さな気付きによって日々進歩している時代を何とかついていけているのかなど自問自答の毎日です。
週に何回かトレーニングのためプールやジムを利用していますが、メンバーの方々は、元気で、はつらつとされていて励まされ、皆さんにお会いするのが何より楽しみです。
年々行動範囲も狭くなりYMCAはどうしても行きたい私のハッピースポットとなりました。末永くよろしくお願いいたします。
(掲載:月刊YMCA News 2023年8月)