Y混歴33年。団長として16年。継承の大切さ噛みしめY混活動

横浜YMCA混声合唱団前団長
25年継続会員賞受賞(2022年)
鈴木新一さん

1989年6月に横浜YMCA混声合唱団(以下、Y混)への入団が、私とYMCAとのはじまりです。40歳前半で大病し人生観が変わり、仕事だけの生活を脱し、何か趣味を持ちたいと思いました。Y混を見学し、合唱経験のない私でしたが、雰囲気の良さと皆さんのハーモニーに惹かれ、即日入団しました。45歳の時でした。

Y混は1956年に、YMCAの会員活動の一つとして結成されました。初代団長は故伊澤静弘氏で、私が入団した当時の団長は2代目の本山邦夫さんでした。私は入団4カ月後の10月に、神奈川県立音楽堂で行われた第28回定期演奏会のステージに立ちました。この年は、横浜市制100周年・横浜開港130周年の年であり、故高橋勝司先生の指揮で演奏曲目は、Y混委嘱作品の「港の心」と宗教曲はオーケストラ伴奏の「フォーレのレクイエム」、現団長の染谷謙一さんの指揮でポピュラーな曲集を演奏しました。1966年に指揮者に就任された高橋勝司先生は、2001年第40回定期演奏会を最後に勇退されましが、35年の長きに渡りY混を支え発展させてくださいました。「港の心」は、伊澤氏のご尽力で江間章子先生の作詞、池辺晋一郎先生に作曲していただいたY混の至宝です。

私は2006年に団長に就き、2021年12月まで務めました。Y混は合唱の練習だけではなく、活動報告「さえずり」を月1回発行、練習会場の手配、合宿や演奏会の準備など団員一人ひとりが役割を担い成り立っています。コロナ禍で練習休止から再開時には、参加人数を調整し練習を行いました。YouTubeによる動画で参加できない団員が自主練習する取り組みも行いました。Y混は、和を大切にした一つのファミリーだと思います。そのことにより合唱で良いハーモニーが生まれると確信しています。

横浜YMCAの創立125周年、130周年の式典や、昨年横浜海岸教会で行われた横浜YMCAクリスマス礼拝にて聖歌隊として讃美歌を歌いました。Y混は、横浜中央YMCAで毎水曜日の18時半から望月裕央先生、宍戸純先生の情熱あるご指導のもと練習をしています。これからも一団員として活動を続けていきたいと思います。

(掲載:月刊YMCA News 2023年2月)