出会いときずな芽生えた私の居場所、YMCA

横浜YMCA常議員
藤沢YMCA運営委員長
半沢 真一さん

 

YMCAと私のかかわりは、今から40年前に、鎌倉YMCAにて「コオロギリーダー」として活動をさせていただきました。

1980年の夏に、リーダーとしてサッカー合宿に参加しましたが、その年の冬スキーキャンプが私にとっては、最初のキャンプでした。当時、鎌倉YMCAだけでメンバー(参加者)は、100名の大所帯でしたので、JR大船駅に集合して、貸し切り電車に乗り、スキー場へ向かいました。今でも思い出されることは、私たちリーダーたちがスキーキャンプの準備を終えて、前日の夕方になると自分が受け持つメンバー一人ひとりに電話を掛けました。保護者の方と話した後に、本人と「明日からのキャンプは一緒に楽しみましょうね」というような会話を各リーダーが10名分のメンバー宅へ電話をしました。YMCA内の電話機の台数では足りず、数人のリーダーたちは10円玉を渡されて近くの電話ボックスへ走ったものです。(時代を感じますが・・・)

次の日の朝、JR大船駅では、前日に話をしたリーダーの顔を見つけたメンバーたちの大きな「おはようございます」のあいさつが飛び交っていました。リーダーやスタッフも笑顔でメンバーと保護者の方々を迎えていたことを忘れません。100名以上の団体がワイワイしながらホームへ移動し、電車は貸し切りのため、車内でも盛り上がりました。今思うと、参加したキャンプはどれも思い出深いもので、当時のリーダーたちと再会すると話に花が咲きました。YMCAのキャンプは、ただ単に楽しいだけではなく、教育的な面もあり、その上で楽しんでいました。

私はYMCAのキャンプが大好きで、今も大好きです。多くのことを学ばせていただいたキャンプに感謝しています。今、もし、当時の自分に伝えたいことがあるならば「時間を惜しむことなく多くの人びとと出会い、きずなをたくさんつくりなさい」と言いたいです。当時、鎌倉YMCA内に自分の居場所があり、多くの方々と出会い、きずなが芽生え、私の貴重な財産となっています。私はこれからもキャンプリーダーで培ったことを活かし続けながらこれからもYMCAの活動を続けていきます。

(掲載:月刊YMCA News 2020年6月)