YMCAでの出会いと経験が私のエネルギーに

横浜YMCA常議員
横須賀YMCA運営委員長
会員事業委員
NPO法人YMCAコミュニティサポート副理事長
岸宗 克明さん

私がYMCAと出会ったのは約55年程前に、広島で公立中学の教室掲示板に貼られていた一枚のチラシ「国際理解セミナー」でした。外国人に関心があったので、広島YMC Aに行ってみました。本物のイタリア人が、生活や食事について話してくれたと記憶しています。そこで少年部というサークルがあることを知り、YMCAの活動を始めました。

【みつかる】YMCAで大切なことは、人との出会いだと思っています。私も、少年部でいろいろな学校から集まった友だちに出会いました。「お友だち助け合い運動」という年末の活動があり、広島本通り商店街アーケードで冬の寒さの中、数日間友人とともに募金活動をしました。友と力を合わせることの大切さを知り、人の優しさに触れる感動の経験でした。この体験が私のYMCA活動の原点です。広島原爆や当時復帰前だった沖縄問題を考える活動も行いました。もう一つ大切なことは、イエス・キリストという神様との出会いです。少年部活動の始めには讃美歌を歌い、聖書を読みます。先輩の女学生に聖書について尋ねたら、「面白い物語が書いてあるから読んだ方が良い」と言われ、すぐ書店に行って聖書を買いました。これが私のキリスト教信仰への入り口でした。

【つながる】横浜YMCAとは大学卒業後、就職のための充電期間に、水泳、体操、スキーキャンプのリーダーとして関わりました。当時あったサイクリングプログラムのリーダー経験は、今でも私のエネルギーの源につながっています。たくさんの仲間やグループとの活動、タイ・パヤオでの人びととの出会い、ミャンマー医療ボランティアや震災ボランティアでの経験等も、私の人生の大きなエネルギーです。

【よくなっていく】私がクリスチャンとなり、人のために、また神の働きのために何かをしなければと考えるようになったのは、YMCAでの出会いと経験によって私自身が良くされてきたためだと思います。まだまだ不十分ですが、私が良くなり、周りの人びとが良くなって、地球が平和となることを夢見て、これからもYMCAとつながっていきたいと願っています。

(掲載:月刊YMCA News 2020年2月)