人とつながる。自分が見つかるいつでもきっかけはYMCAに

横須賀YMCA運営委員
小室 卓重さん

私とYMCAの出会いは1977年、高校に入学した年に、父から「英会話を習ってはどうか」と言われ、横浜中央YMCAの高校生英会話のクラスに通ったことから始まります。あまり真面目に勉強しなかった高校時代なのに、横浜中央YMCAには夏期講習にも通いました。

1981年に横須賀YMCAができた時は短大1年生で、冒険クラブのリーダーとして小学生の野外活動に関わりました。海辺のナイトハイク、武尊でのサマーキャンプ、冬の雪中キャンプなど、楽しい思い出がいっぱいです。一方、今、振り返ると、大切なお子さんたちをお預かりして野外活動を行うには、自分自身が子どもだったと感じています。さぞかし、共に活動したリーダーやディレクターなどが大変だったのではと申し訳ない気持ちです。この1年間に、私自身が育てていただいたと思っています。その後、社会人となって、横須賀YMCAで再び英会話クラスに参加しました。その間、初の海外旅行も経験しました。転職・転居を機に英会話クラスを辞めましたが、時を経て転機が訪れます。トライアングルクラスの求人広告を見つけたのです。短大卒業時に保育士資格を取得し、この頃は横須賀市の障がい児の通所施設でパート勤務をしており、発達障がいの子どもたちとの関わりに関心が高くなってきたところでしたので応募しました。市議への転身により、クラスからは離れましたが、お誘いいただき運営委員となりました。そして、今年はなんと38年ぶりに夏のキャンプにリーダーとして参加します。

こうしてYMCAとは、くっついたり離れたりしながらずっとお付き合いをしてきている中、私は「みつかる。つながる。よくなっていく。」の意味が分かります。つながりたいと思える人が見つかること、人の中で自分の得手不得手が見つかること、見つかるからこそよくなっていくことを経験してきました。今、若者の自己肯定感が低いと言われ、コミュニティーは希薄化したと言われていますが、ここYMCAには「みつかる。つながる。よくなっていく。」きっかけが、常にあると思っています。

(掲載:月刊YMCA News 2019年8月)