世代を超えたつながりと学び・成長できる場所

キャンプメンバーの保護者
(元藤沢YMCA野外メンバー・野外リーダー)

守屋 紗里さん

先日、藤沢YMCAの40周年式典が行われました。30周年の際には運営側にいましたので、気がつけば10年が経っていました。思えばリーダー時代、まだ牛舎が一つ残るだけの富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジにテントを張って泊まった最初の宿泊者でありました。今では富士山YMCAは整備され、そこに娘が初めてのキャンプで泊まり、感慨深いものがありました。

式典には現在携わっている方、歴代の職員の方、リーダーOG・OB等、藤沢YMCAのロビーに入りきらないほどの人が集まりました。冒険クラブでお世話になったリーダーや、元メンバー同士「変わらないね」「大人になったね」と泣き笑いの感動の再会でした。人だけではなく「YMCAのリュックサックが懐かしい」「この冒険クラブのファイル、あのリーダーが書いた絵だ」と、思い出グッズにも会え、当時の記憶がよみがえりました。

不思議に初期の活動を覚えていて、小学校2年生で入った冒険クラブでよもぎもちを作ったのが初めての活動でした。よもぎに似ている「よめな」を摘まないように、と言いたかったのですが、「よなめはね」と何度も言い間違いをしていたのを、リーダーにほほえましく聞いてもらったことをずっと覚えています。本人は一生懸命「よめな」と伝えているつもりでしたので、それを否定せずに聞いてもらったことが嬉しかった記憶があります。そんな経験から、リーダーをした際にはメンバーが言い間違いや言葉につまりながらも、何かを伝えようとしているときには「あの頃の私と一緒だな」と耳を傾けるように心掛けました。現在、子育て中ですが、子育てでも大事なことだと思っています。

式典には親子3代の会員の方、元メンバーだったリーダー、子どもを連れた元リーダーたちも集い、世代をつなげて関わりあえることはYMCAの魅力であると再確認しています。メンバーで思い出を作り、大きくなってからも(あわよくばリーダーとして)学び、成長ができる場所、それが、私にとってのYMCAだと思います。

(掲載:月刊YMCA News 2019年6月)