参加者の声(My Y Story) 2018年2月 『つながり』の中心となる場所YMCA

川崎YMCA運営委員長
登戸エクレシアキリスト教会牧師
青木 靖 さん

私が運営委員としてYMCAに関わるようになって10年以上が経ちました。ジムを借りて教会の日曜学校を行っていた関係から声をかけていただき、クリスマス会でメッセージ、YMCA祭(現チャリティーフェスタ)で海賊になり、バイブルカフェやYMCAたかつ保育園での礼拝、専門学校のキリスト教の授業などイエス・キリストの話をさせてもらう多くの機会をいただいています。

新しいチャレンジが『みつかる』きっかけとなったのはYMCAの研修で行った韓国・光州(クァンジュ) での体験でした。韓国では超学歴社会の弊害でストレスを抱える子どもや若者が多く、その支援のためのさまざまな福祉的な活動をYMCAが国からの委託で行っていました。川崎YMCAでも、小学校での「寺子屋事業(放課後学習支援)」や大学生が中学生に勉強を教える「学習サポート事業」などが開始される中、教会としてキリスト者として、子どもたちのため、地域のニーズにもっと答えていきたいと考えていた私は、教会のメンバーの助けも借りて、2016年11月から毎週の「登戸こども食堂海賊キッチン」をスタートさせました。

全国的な「子ども食堂ブーム」の中「子どもの貧困」という言葉が一人歩きしている感がありますが、実際に関わってみて感じたのは「経済的、物質的な貧困」というよりも「交わり、つながりの貧困」でした。両親が共働きの小学生も、父親の帰りが遅く二人きりの食事が寂しい親子も、幼児二人を抱えてひと時も気が休まらないお母さんも、ワイワイガヤガヤ集まって「みんなで一緒にご飯を食べる」ただそれだけで楽しい。そんな場所です。

現在は平均30〜40人が食事をし、大人たちがごく自然に、子どもたちとゲームをし、中学生に勉強を教えています。寺子屋で知り合った小学生たちが子ども食堂でも顔なじみとなり、学習サポート事業の方も毎月食事を作りに行くなど、『つながり』は広がっています。『みつかる。つながる。よくなっていく。』YMCAは常にその中心でありたいと思います。

(掲載:月刊YMCA NEWS 2018年2月)

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