参加者の声(My Y Story) 2017年2月 多様性を認め
心地良く過ごせる豊かな社会を

国際・地域協力募金委員会委員長
杉友 香奈子さん

大学に入学した春、学内サークルとして活動する中央大学学生YMCAと出会いました。さまざまな活動に関わるなかで特に印象に残っているのは、初めてハンセン病療養所を訪問し、政策的な隔離や差別、そして力強く生き抜く元患者の方々の姿を知ったことです。このような過ちを繰り返さないためにも、現代に起こっている物事の背景を知りたいと思い、その後タイをはじめとした海外スタディーツアーに参加したり、地域のワイズメンズクラブや全国の学生YMCAとのつながりを通して、多くの学びと出会いを得ることができました。

大学卒業後に横浜YMCAとつながりができ、地域・国際ユースボランティアとして、タイのパヤオクラフト販売・啓発活動や、香港で開催された国際大会に参加させていただきました。その後、2010年から国際事業委員として、今年度は国際・地域協力募金キャンペーンの募金委員長を務めさせていただいております。

これまでの関わりを通して、共通して感じていることは、YMCAには価値観の異なる 人でも受け容れる温かい雰囲気があるということです。小さな声にも耳を傾け、否定されることなく意見を交わせる仲間、文化や思想が異なる人も同じ場で過ごせる居心地の良さが、YMCAの魅力であると感じています。YMCAにつながる方がそれぞれの場所で築いた関係性こそが、互いを尊重し、多様性を認める社会を作っているのだと思います。

国際・地域協力募金は、子どもやコミュニティーの支援、災害時の緊急支援等、さまざまな地域・国際活動に活用されています。継続した支援により少しずつ良い方向に進んでいる様子を見ると、私たちの活動の意義を実感することができます。

多様性を認め、様々な価値観や背景を持った人たちが集い心地良く過ごせる社会、弱い立場に置かれた人たちも、皆が豊かに生きられる社会を目指して、私も微力ながら関わり続けていきたいと思います。

(掲載:月刊YMCA NEWS 2017年2月)

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