YMCAとの出会いがメダルの原点です!
私の水泳選手としての原点は、YMCAの水泳教室でした。5歳の時から通っていたのですが、当時からプールが大好きだったので毎週楽しみで仕方ありませんでした。決して泳ぎは速くはなかったのですが、ワッペンテストの度に、目標向かって練習することに一生懸命とりくんでいたのを今でも覚えています。私は“サメ”のワッペンがなかなか取れなくて、リーダーに泣きついていたのですが、優しく励ましてくれ、3回目でようやく取ることが出来ました。目標を達成する難しさと、嬉しさはYMCAで自然に学んでいったのだと思います。
その後、小学校2年生の時にシンクロナイズドスイミングに出会いました。YMCAで水の中の楽しさに目覚めていたので、シンクロにはすぐに夢中になることが出来ました。シンクロの魅力にとりつかれ、シンクロ一色の生活を送っているうちに、いつの間にか、オリンピック選手となり、アテネ五輪では銀メダルを獲得していました。選手とは不思議なもので、目標を高く持てば持つほど、競技そのものの楽しさを忘れてしまうものです。私もその1人でした。そんな中、大学の友人に紹介され、湘南とつかYMCAのシンクロ教室に参加させてもらいました。生徒さんのシンクロを心から楽しんで泳いでいる姿を見て、私は自分の原点である「水を楽しむ」という事を改めて感じることが出来たのです。
北京五輪に向け、厳しい練習を続けながらYMCAの練習に参加出来た事は私にとって何よりの力となりました。シンクロの楽しさを実感しながらオリンピックに参加出来た事は本当に幸せだったと思います。そして温かく応援してくれた湘南とつかYMCAの皆様には、感謝の気持ちで一杯です。
これからは、競技者としてではなく、伝える側として、シンクロやスポーツの楽しさを広めていこうと思います。
*原田さんからお寄せいただいたMy Y Story