総主事挨拶

横浜YMCA総主事田口努

2016年度横浜YMCA基本聖句

ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。
そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。
そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。
(マタイによる福音書5章15−16節)

横浜YMCAは、開港まもない横浜で、横浜海岸教会の5人の青年の祈りによって、
1884年に誕生してから、本年で創立132年目となります。
その間、横浜YMCAは、イエス・キリストによって示された愛と奉仕の精神に基づき、いつの時代も社会の求める課題に向き合い平和を求め歩んできました。今、私たちの置かれている社会の状況は、急速な少子高齢化に加え、いじめ、虐待、自死、不登校、貧困と格差社会などの課題がより深刻化しています。子どもから高齢者まで各世代での格差が拡がり、子どもの貧困の増加、児童虐待や高齢者虐待などの件数が過去最高となるなど、解決すべき多くの課題を抱えています。また、東日本大震災からの復興が道半ばである中で、新たな災害が後を絶ちません。さらに、東アジアを含む世界の至るところで戦争や紛争などの対立が激化しています。


VISION2020では次の三つの基本方針のもとに各事業、各館の中期計画を策定し、2016年度からスタートしています。

T.【次世代を担う子どもたち、青少年のために
−FOR YOUTH DEVELOPMENT−】

私たちは、人口減少社会にあっても、幼い時代から家庭や地域での豊かな人間関係が育まれ、自己肯定感の豊かな子ども達や若者を育むことが社会の基盤となると考え、次世代を担う青少年の育成の働きを強めていきます。

U.【 すべての人々の健康的な生活を育むために
−FOR HEALTHY LIVING− 】

高齢化社会になり、さらに単身世帯が増えていきますが、幼いころから高齢者までの生涯にわたっての健康づくりと人々のとのつながりを構築する生活をめざしたヘルシーリビングの働きを強めていきます。

V【人と人、人と地域がつながるために
−FOR SOCIAL RESPONSIBILITY−】

平和な世界が、安定、安心した社会を生みます。共に生きる地域社会を目指し社会の課題に応え、地球市民を育成し世界の人々をつなぎ、平和を生み出すよう世界を見つめ地域に生きる豊かな地域社会を育む働きを強めていきます。

横浜YMCA
総主事 田口 努

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